特許庁でも推進するデザイン経営。デザイン経営とは、特許庁のHPの内容を引用すると、
”デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。”
海外、特にアメリカではデザイン経営は随分と前から取り入れられており、その実例としてもAppleを筆頭に、AirbnbやUber Eatsなど様々なブランドやサービスにデザインを取り入れ成功している事例があります。
デザインは意匠ではなく課題解決の手段
デザインというと、見た目の意匠としてのデザインを思い浮かべる人がほとんどかと思います。かっこいい洋服、かわいい化粧品パッケージ、スタイリッシュな建物・・・など、デザインには人それぞれ感じ方も異なり、見る人を魅了する意匠デザインがあります。しかし、デザイン経営を考える際のデザインは意匠デザインも重要な一つの手段ですが、こちらはあくまでも手段であり、その意匠デザインが「なぜ必要なのか」、そのデザインで「何を実現、解決することができるのか」と課題解決を考え、解消する手段を考え、実行していくことこそがデザイン経営の考え方となります。
群馬県でデザイン経営を広めていきたい理由
群馬県で事業を行うからには、その土地で営む企業や、サービスの認知拡大やブランド価値の向上のお手伝いをすることで、群馬県から全国、世界へ広がっていく姿を見ることができればそんなに嬉しいことはないと思います。
群馬県には昔から営む老舗で技術を持ったものづくり企業や、観光施設などさまざまな魅力ある企業やサービスがあると感じています。
その魅力が充分に伝わりきっていないことにもどかしさを感じます。
見た目のデザインではなく、根本的な部分での課題に対してどのように解決ができるか、デザインで今ある課題を解決していきたい、今ある課題の解決の緒が見つからないという方がいらっしゃいましたら、是非一度お話しだけでもお伺いさせていただき、何かのきっかけになることができれば嬉しい限りです。
お気軽にメールなどでご相談ください。
特許庁からデザイン経営に関するハンドブックが発行されていますのでご参考ください。